ちょうど李登輝が総統に就任したころであった。

タクシーに「南無観世音菩薩」のステッカー。
大抵のタクシー，バスに貼ってある。

新郎の手には煙草，新婦の手には菓子があって，皆に配られる。通りすがりの私にも。

王貞治と同じ(と言ってフラミンゴ打法のポーズを取りながら)，王ですと自己紹介していた。

こいつの作る肉まんは，実にうまい。いっちょ前にとった誇らしげなポーズもどうにか許せる。

たおやかな時の流れを感じる。

この一角の地べたで，大きなボールに何個も卵を割り入れる作業をしてたりする。それが，ちまきの中に入ったりするのかもね。おいしいけどね。

みかんの皮も半ドライドにて，商品化されている。〜食用です。

亜熱帯地方は甘系が主流。

いろいろあって，でも，どれも微妙に甘い。

トッピングは，僕は無くてもいい。

二二八記念公園にて

手紙のやりとりをしたが，私より数段美しい日本語の文章だった。

府に近い，道路の向こう側に渡ろうものなら，警備があっち行けと言う。悠々と走るマラソン男らは仲間？

女学生も走る。

おじさんの中のひとりの持つ，ズーム・ニッコールと交換こしてのショット。28mm-80mmくらいの28mm付近だったかな。朝の空気が写ってるって感じ。このさらりとした色合いが，24mmとまた違って，いい。

水分が足りないのだろうか。あるいは，その逆か。

だいぶ趣が違う。

たとえば，このおばさんの場合，商品の下に空色の風呂敷を敷いているが，警察が来たとたん，鮮やかに商品をこの風呂敷に包み上げる。その右のサンダルおやじだって，緑色の半透明の袋の口から，わずかに商品が見えているに過ぎず，すでに逃げの態勢に入っている。そして，皆，蜘蛛の子を散らすかの如く街角に消えてゆくのだ。